【PC6】アクジキングを使いたい【デッキ】
皆さんいかがお過ごしでしょうか、なるです。
ダークオーダーが発売されて一週間と少し、そろそろ皆さん新たなフレンズと一緒に戦い始めた頃かと思います。
僕も先日公開したゼラオラデッキがかなり手に馴染んでおり(2枚だけ構築が変わってますが)、アサルトサンダーで無実のゾロアとイワンコを焼き殺す日々を送っています。
さて、タイトルの通りですが今回は僕がゲームの方のポケモンで非常に好きなポケモンの一体、UB05 GLUTTONYことアクジキングちゃんを使いたいと思ってデッキを考えています。既に色々な方がレシピを上げていますが、僕も一つと思いまして。
メモ書きみたいなブログですがもし目にとめてくださった方は最後まで見ていってもらえると嬉しいです。
あく・ドラゴンの複合タイプ(聞いたことがある奴)
驚異のHP種族値223
半面防御と特防は種族値53と低い
攻撃面もA101C97と中途半端
素早さ種族値はなんと43と超鈍足
そもそもあくドラゴンの複合タイプには600族のサザンドラもいる上にどんなにHPが高くても環境メジャーどころのタイプが弱点として刺さりすぎている上に、耐えても返しで落とせる火力は無いという悲しい存在です。僕もレートで使っていた事がありましたが選出した記憶はあまりないですね。もしかしたら一回も無かったかもしれない。
さてそんな悲しきUBアクジキングですが、ポケカでの性能はどうかと言いますと
見ての通りです。
たねGXでは破格のHP210!
要求エネルギーはアホ程おおいですがノーデメリット180の大技に、GX技はなんと気絶時サイド追加2枚!
ポケカなら4倍弱点はありませんし(そもそも2倍で落ちる)、2倍弱点4つに4倍弱点1つという悲しいタイプ構成でもありません。
必要エネルギーも自身の1技で補充出来、見た目ほどスロースタートではない事も特徴ですね。
さて、そんなアクジキングGXですが、ダークオーダー発売前までは
4×アクジキングGX
56×基本悪エネルギー
という極端なデッキが組まれる事もあるくらい(この構築はさすがにネタ要素が強いですが)、専用デッキを組まなければ運用が難しいカードでした。
・2体目のアクジキングが出る前に負けてしまう
・相手がGXからのダメージを受けないポケモン
・こちらの技でワンパンで倒せない
等、明確な弱点も多いポケモンだったので、あまり好んで使う人というのは少なかったのでは無いかなと思います。
僕もPTCGOで一時期使ってましたが試合が早いのでデイリー稼ぎが楽、くらいしか握るメリットはなかったかなと思います。あとたまにあかつきネクロに刺さったり、くらい。
というのもダークオーダー発売までの話で、今回ダークオーダーで登場したサポート「クチナシ」がアクジキングと非常に相性がいい事で話題(?)となっていましたね
自分のトラッシュにある悪タイプのたねポケモン1枚を、自分の場のポケモン1匹と入れ替える(ついているカード・ダメカン・特殊状態・かかっている効果などは、すべて引きつぐ)。入れ替えたポケモンはトラッシュする。
というサポートです。
要はほかのカードでエネ加速してトラッシュのアクジキングと入れ替えてぶっ殺そうぜ!って事です。理論値相手のポケモン2体倒したらゲームが終わるって寸法です。
という訳で組んでみた僕のアクジキングデッキがこちら。
簡単なデッキの解説を入れていきましょう。
ポケモン16枚
2×アクジキングGX
コンセプトです。グラトニーGXで相手のポケモンGXをきぜつさせ、サイドを4枚とりゲームを終わらせるのが仕事。結構2枚使う事があるので3枚入れてもいいかなぁと思っていますが、クチナシの関係上1枚が2回出たりするのでこのままでもいいかなって気もしてます。
3×ガオガエンGX(303ライン)
コンセプトパーツその1。クチナシでアクジキングを出す場合に、やりたいことが2つあります。
・エネルギーを高速で補充できる事
・相手のGXポケモンをグラトニーGX圏内に持ち込む事
その両方を満たせるガオガエンは最有力と考えられます。
ニャヒート無しですが後述のフーパGXのお陰でアメ進化がある程度安定するので303ラインで良いと考えています。
純粋に単体スペックが高いので、無理にアクジキングを狙わなくてもガオガエンで戦える、という点もデッキとして動かす際には重要でしたので第2のエースと言えます。
3×フーパGX
コンセプトパーツその2。コンボデッキの潤滑剤です。
悪版のニンフィアGXといった所でしょうか。あちらと違い他の技が攻撃寄りな事からLO向きでは無いですしサーチ枚数も1枚少ないですが、たねであるという大きな利点があります(あちらはエナジー進化がありますが)。
ニャビーをガオガエンにするために確実に必要になるアメや、対戦相手によってはキラーカードとなる小フーパ等、相手に応じて様々な展開を補助してくれます。
また、フーパGXが倒される事によって相手のサイドが4枚となり、サーチしたビーストリングの条件を満たします。素出しのアクジキングを使用する場合も手張り+2リング、ガオガエン+クチナシ+ビーストリングの場合も悪5エネになったりと、かなり有効な動きとなりますね。
1×フーパ
おなじみGXキラーです。クチナシで好きなタイミングで蘇生が可能な点から1枚のみの採用ですが、相手によっては1枚でも過労死する事になります。
やはりGX対策は重要ですね。
1×イベルタル
にげエネ/Zero。グズマや死に出しの起点に有効です。デッキコンセプト的にベンチを圧迫するタイプのデッキではないので1枚置いておくと便利です。技も相手によっては便利。
1×ダークライ♦
クチナシの弾です。あまりないですが手札に悪がかさばった時に3エネまでは行けるのが良いですね。ルチアのサーチが腐らないように、みたいな点もあります。
2×カプ・テテフGX
クチナシやアセロラを持ってこれるので終盤でも輝く盤面は多いです。
グッズ18枚
4×ハイパーボール
アクジキングをトラッシュに置くために、手札を捨てるカードは重要です。とりわけ使い勝手の良いハイパーボールは4枚採用しています。
2×ネストボール
着地起動のたねポケモンはテテフとダークライのみの為、ニャビーやフーパGXを持ってくる手段としてネストボールも採用しています。
2×ビーストリング
アクジキングを即時起動する為の重要なパーツです。ガオガエンの特性+ビーストリングでエネルギーを5枚容易可能な為、クチナシターンで打ちたいカードです。
1×エネルギー循環装置
エネルギーを引っ張りだすのが速いため、序盤でうまくサイドを取っていけない場合にデッキ内にエネが無くガオガエンやビーストリングが使えない事がありました。よって保険の1枚です。
3×ふしぎなアメ
ニャヒートです。
1×レスキュータンカ
トラッシュ利用が主なデッキなので意外と出番が多いです。ガオガエンを作れない際に落としてしまったアクジキングを介護したりするのにも使います。
1×ぼうけんのカバン
グラトニー圏内に入れるためのハチマキ、後続のアクジキング(の弾)の為のバトンをサーチする為に1枚採用です。フーパが実質3枚サーチに変わります。
1×デンジャラスドリル
悪ポケモンが必要ですが、改造ハンマーとフィールドブロアーを混ぜたような性能。非常に優秀ですがコストが常に用意出来る訳では無い事、対象不在の可能性も考えて1枚です。
2×こだわりハチマキ
ガオガエンが160まで、原野込みならテテフワンパンラインに到達します。また、アクジキングでサイドを6枚とる場合にはタイラントホールが210点と、1進化GXも持っていけるレベルの火力へと化けます。よって重要パーツの為サイド落ち考慮の2枚。
1×ねがいのバトン
アクジキングの裏にアクジキングを置く場面にて最重要パーツ。リング+バトンで5エネ確保です。
サポート12枚
4×シロナ
フーパのサーチは使いきるカードが多いので、純粋に手札を稼げるシロナを4にしています。リング温存が出来ないのがネックです。
2×リーリエ
初手ワンダータッチから8ドロー!宇宙!
1×ルチア
ぼうけんのカバンと同じように、フーパが実質3枚サーチに化けるカードです。
ブラックマーケット♦をサーチ出来る上にダークライも持ってこれるので、悪くはない性能と思い入れています。しかしフーパでブラックマーケットだけもって来る事もあったりして割と「あれ、これいらねぇな」ってシーンも多いです。抜けてしまうかも。
1×アセロラ
ガオガエンが自傷する関係上打てる状況は非常に多い事から。クチナシ後に生き残ったポケモンに打つのが理想ではありますが、サイド取られたらヤバイ状況では積極的に使うべきですね。
2×クチナシ
コンセプトパーツその3。これの登場がアクジキングに活躍の場を作ってくれました。
とはいえ打つ回数はゲーム毎に1~2回な上、フーパやテテフでサーチできるので枚数は控えめです。
2×グズマ
基本的に別のサポ―トを打つターンで相手を倒す事が多いので控えめの2枚採用。甘えたテテフを引きずりだして倒す時などには便利ですが、このデッキだと対非GXデッキの時などに使う事が多いです。
スタジアム2枚
1×ブラックマーケット♦
インチキスタジアム。ビーストリングを採用している都合上フーパGXは直で落として欲しいので、死ぬ前のターンでルチアにアクセスしておく、等が理想です。相手のスタジアムが出ていると尚良いですね。
1×食いつくされた原野
アクジキングGXで190たねGX(ゼラオラ、ウルネク)をワンパンする為に必要になります。こちらもフーパで用意出来ると良いです。
エネルギー12枚
12×悪
ビーストエネルギーは採用しない為、残枠12枚悪で固定です。
以上です。
ピン差しがそこそこ目立ちますがフーパGXやクチナシで、要所要所で使いたいカードを使っていけるのが良いポイントですね。
実際の試合ではフーパで動き始めてもグズマからニャビーを狩られたりするので臨機応変にボードを作っていく必要がありますが、サーチを多用して手札を組み上げていくのでコンボデッキにしては対応力は高い方だと思います。
アクジキングが好き!って人がいたら是非、一度アクジキングデッキを使ってみてください。サイド4枚取りはテンション爆上がりですよ!僕はこれでショップに出るつもりは毛頭ないので誰か自身のある人がアクジキングを使ってレシピを世に刻んでくれる事を願っています。
それでは今回はこの辺で。