なるのカードゲーム日記

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【PC2】ポケカCL東京参加してきました【ビーストボックス】

こんにちは。なるです。

 

前回同様今回もポケカ記事になってしまいましたが、お許しを。

 

さて、先日東京ビッグサイトにて「ポケモンカードゲーム チャンピオンズリーグ東京」が開催されましたが皆様参加されましたでしょうか。

僕はマスターで本戦参加してきました。

 

結論から言うと本戦は酷い結果となってしまったのですが、サイドイベントの勝率はかなり良かったので半分半分、といった所でしょうか。

 

さて、使用した山や試合について書いていこうかなと思います。

 

本戦、サイドイベント構築戦使用→ビーストボックス

GXスタート限定戦→雷ライチュウGXデッキ

 

・構築について ビーストボックス

前々週までウルネクで参加するかこちらで参加するかを悩んでいたのですが、ショップ大会での勝率や「SM環境初期において行動が読まれにくい」という奇襲性の点からビーストボックスを選択しました。

現環境のドローサポートやサーチの性能から考えて、盤面で行動を完結できる事は非常に重要と考え、あとは少ないエネルギーで打点を出せるデッキを握りたかった事もありました。

 

調整前の状態はこんな感じでした。

 

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よくあるただの鋼ビーストボックスですね。

数枚の枚数調整等していましたが、大体はこんな感じで回していました。

この段階ではアロキュウソルガレオやゼラレックに全然勝てず、何かいい案が無いかと思い、まずはデッキ内の弱いパーツをリスト化していきました。結果いらないと思ったのは

アーゴヨン(超爆インパクト)

・シロナ

・ウルトラボール

・ムキムキダンベ

・リーリエ

アセロラ

でした。

リーリエは初手専用ドローソースとしては破格の性能を有していますが、アーゴヨンの都合上UB以外をベンチにセットできませんので、テテフの採用が出来ません。安定性は低く、引けたら美味しい、では役に立たない場面も多くありました。

アセロラはこれもテテフの都合上欲しいタイミングに持ってくる事が困難ですので、運要素を助長する結果になっています。

シロナに関しては引き込みたい時に手札のビーストリングを維持できない事が多く、「エネが引ければ」といった状況の解決策にはなり得ない(ウルトラスペースで手札が膨らむ事も多く)と判断しました。縦に強く引けるカードが必要だと感じました。

ムキムキダンベルはアーゴヨン専用であり、多くの場合はハチマキとビーストエネルギーがあれば、といった状況の方が訪れやすかったので不採用としました。アセロラを不採用としたのにもつながります。

ウルトラボールは、デッキ内1/4程度のUBがサイドに落ちていないことも多々あったので不採用としました。

アーゴヨンはターニングポイントの使い勝手が悪く、特にベンチに置いておきたいポケモンでしたが二体目のアーゴヨンGXを育成したほうがいい盤面の方が非常に多かったのでOUTです。エネルギーがトラッシュに溜まりにくく拾えない事も多い、という欠点もありました。

 

ここまでまわした段階でビーストボックスはボードを揃えてその後は細かく攻めていくので手札補充がそこまで重要ではないという結論に至りました

盤面に必要なパーツが絞られているので、テンプレートセットを作りそこから色々試して行く段階になりました。(この段階ではPTCGO主体で色々調整しています)

 

以下がテンプレートです

アーゴヨンGX

ベベノム(超爆インパクト)

ツンデツンデGX

ネクロズマたそがれのたてがみGX

ネクロズマたそがれのたてがみ

カミツルギGX

フェローチェ

3×ビーストリング

3×ネストボール

1×レスキュータンカ

1×フィールドブロアー

2×こだわりハチマキ

グズマ

1×ジャッジマン

1×ウルトラ調査隊

4×ウルトラスペース

1×ビーストエネルギーPS

以上36枚です。

 

あとは基本鋼エネルギーの枚数と上記のテンプレから増量、または別のカードを入れるなどして2日間程調整を行いました。

この段階で

レックウザは存外戦える

・全体を通してグズマへの回答がグズマのみ(手張りの速度ではツンデツンデが置物になりがち)

といった欠点も見えてきました。

ツンデツンデを引きずりだして準備に時間を稼ぐ相手は総じて色ベースが散っていて揃いにくいデッキや1撃毎のダメージが低いようなデッキに多かった為、ユニット、カウンター、ダブル無色、レインボー等の特殊エネルギーへの対策を厚くする事でカバー

また、SM環境においてのドローソースで多く見るカードが基本的にはシロナorリーリエと癖のあるものかつ手札が6枚前後止まりという事もあり、少量の手札からのリカバリーが難しいという事も考え、空いたスペースをコントロール寄りにしていくプランがここで決まりました。

 

1つの懸念としてネイチャージュカインに完全に積むという点を考えましたが、最終リストがこちら。

 

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ビーストコントロール、といった感じでしょうか。

ウルトラスペースでサーチ可能な改造ハンマーであるカミツルギですが、ツンデツンデを3面並べていく関係上設置ポイントが無い事が明確な欠点でした。

そのためカミツルギは1枚に抑え、改造ハンマーを3枚投入。また、祠やフライパン、そして超爆インパクトより登場した重すぎるグッズであるこだわりメットに対する解答としてフィールドブロアーを増量しています。サンダーマウンテンを考え、ウルトラスペースは1枚も妥協できませんでしたが、前ターンから維持したウルトラスペースを使用→ブロアーでトラッシュ→再度ウルトラスペース設置といった動きによって柔軟に手札を入れ替えていく動きも試合中には何度か訪れていますので、結果は上々です。

マーズは前日まで3枚でしたが、1枚入っていたスカル団のしたっぱをOutして4枚に増量しました。本戦サイドイベント共にテキスト確認を一番行われたカードだったと思います。

また、特殊エネルギーに頼らないデッキに対して腐りがちな改造ハンマーを処理する名目でドローソースをマーマネにしました。結果縦引きが強くなったお陰で、ビーストリングを温存しつつ一面取捨する動きに余裕が出来ました。

のぞきみレッドカードに関してはこちらに一切のアドバンテージがありませんが、次のターンにトップ以外で自分のバトル場及びベンチが落ちるかどうかの指標判断が聞くので非常に優秀でした。みちしるべロコン等のサーチに打ち込んだりもします。

デッキ登録して当日会場についてから「ネイチャージュカインは1エネしか貼らないのだからプルメリを刺すべきだったのでは」と散々悩みましたが割り切ってこの人数でジュカイン引いたら流石に引きが強かったと思うしかないという方向に考え方をシフトしています。

 

この状態で店舗や身内相手への勝率も悪くなく、こと登場直後で人数が膨らむ事が予想されたロストマーチへは8割以上の勝率を維持した事から確定としてこのデッキを選択しました。

 

それでは当日の対戦結果を。

 

・本戦

1戦目 対戦相手・ウルネク ×

初動から相手はマーイーカ2面、ギラティナPSに2枚のエネ加速、ウルネク設置にトレジャーテテフからリーリエからの8ドローとなかなか理想的な動き。

返すこちらも初手からツンデツンデ二面とベベノムを用意しますがドローサポートを1枚も引けず、ひいては手張り、ひいては手張りという動きしか出来ず、結局7ターンの間ウルトラスペースによる圧縮もむなしくサポート0枚にてテンポも取れずに終了。

朝一から完全に不完全燃焼で少し悲しいですがこれもカードゲームだと割り切って二試合目にシフト。

 

2戦目 対戦相手・ルガゾロ ×

対戦相手はレクチャーからゾロア2面とイワンコ2面というベターな滑り出し。返しに改造ハンマーでにこたまを落としてからバトル場ベベノム、ベンチにツンデツンデ3面とフェローチェという聴牌ボードを作るも初手にエネルギーがなく、マーズでハンデスを入れながら返します。相手もリーリエを落とされたのが重かったのかその後往復6ターンほど頓着しますがその間もこちらはエネルギーが引けず、相手にはゾロアークを引かれてしまった為取引によるアドを改造ハンマーやマーズ、ジャッジマンで流していく事しかできませんでした。結果エネルギーはリングで持ってきた2枚と素引きした1枚のみしか引けず、サイドに4枚落ちていたという事もあって完全にテンポロス負け。有利マッチアップで調整中も意識していた為、1枚でもエネルギーあったら負けてましたね、という相手の言葉もぶっささり完全に意気消沈。

2敗時点で予選通過は絶望的と判断したので本戦をここでドロップ。本当に悔しい思いをした2試合でした。あったまりそう。

 

サイドイベント

3on3 チームリーダー参加 対戦相手・ガブルカ 〇

チームメンバーは調整相手もしていた身内2名。一人がメタグロスGX、もう一人はロストマーチを握っていました。

ビーストエネ込みのレイドをガブリアスに当て続け、かつあちらの技ではワンパンされない、という盤面を崩されずに勝利。PTCGOでもガブルカは人口が多いため(作りやすい)練習回数も多く、にこたまを使うデッキという事もあり完全に有利マッチアップでした。アーゴヨン1体分の2サイドのみ取られましたがリング手張りからツンデツンデでレイGXでガブリアスを落とし、そこからは出てくるたねポケモンを倒すだけと半ば流れ試合のようになってしまいましたが勝利は勝利です。上手くかみ合った試合だったかもしれません。

しかし横のメタグロスとロスマが余裕で負けておりチーム敗北。せっかくの当日の構築戦初勝利がもにょった感じで終わりました。

 

4人リーグ戦 1回目

1戦目 対戦相手・ゼラオラGX ×

その後4人リーグ戦に移動。1戦目はゼラオラGX、コケコGX、デンジュモクGXを使った雷たねGXデッキ、とでも言うのでしょうか。便宜上ゼラオラGXデッキとしますが。

バトル場ベベノム、ベンチに2ツンデツンデで良い立ち上がりと思った矢先に後手から2枚のエレキパワーを打たれ、ライコウによってベベノムがワンパンされます。このベベノムロスが非常に重く持て余したアーゴヨンを処理できない上にウルトラスペースなども引けずにツンデツンデ2面も処理され押し負け。元々雷は鋼部分が苦手マッチアップの為アーゴヨン頼りだった事もあり、悔しくもありつつ初手2枚のエレキパワーには完全に脱帽です。この方はこの4人リーグ戦全勝で終えていたのでPSも素晴らしかったと思います。

 

2戦目 対戦相手・サナゾロ 〇

めくった瞬間にゾロアラルトスが見えたので、ほぼ勝ちを確信しました。

相手側はテンポよく取引などでハンドを回していましたがにこたまを改造ハンマー、取引で増えた手札はジャッジマン、キルリアグズマで引きずりだして落とすといった妨害がキレイに刺さり特に危なげなく勝利。しかし対戦相手の試合態度が非常に悪く(女性でしたが)、なんだか勝ったとは言えもにょる結果に。対戦ありがとうございました!

 

3戦目 対戦相手・ロストマーチ(友人) 〇

完全なサービスゲーム(おい)。デッキ内容は1枚違わず覚えていた為対処も容易かつロストマーチはジャッジマン1枚で壊滅するので自由に勝てました。

ネイティネイティハネッコワタッコ倒して種無しで勝ち。この後友人はロスマからフェアリーに乗り換えてます。意思の弱さ。

 

一回目はこれで2:1でフィニッシュでした。ゼラオラ戦以外は難なく勝てているので対応範囲的にもやっぱり握ったデッキは間違ってなかったんじゃないかな、と確信出来ました。本戦でもこれくらいちゃんと戦えて負けたなら文句なかったんですが...

 

4人リーグ戦 2回目

1戦目 対戦相手・メタグロスGX 〇

あまりしないプレイでしたが序盤からグズマで徹底的にダンバルメタングをつぶし続け、登場を許してしまったメタグロスはたそがれネクロズマで処理、と綺麗に決まった試合でした。もともと2進化GXは苦手かつメタグロスはまんたんの薬も使ってくる為相性は微妙か少し悪いくらいなのですが、序盤からコンスタントに攻めた事が繋がった勝利かなと思います。マーズでふしぎなアメを抜いたりしたのも良かったですね。

 

2戦目 対戦相手・祠ビート 〇

ミミッキュGX採用型の祠ビート。不思議な構築だなぁと思いましたがまんまとコインゲーに負け混乱で2回止まり、アーゴヨンを失いましたがその後はかいてんひこうコケコをツンデツンデで無力化したりまねっこミミッキュソルガレオで受け抵抗とツンデツンデからダメを10に抑えたり、とテンポを巻き返し、相手のポケモンキャッチャー2連裏を経て勝利。マニューラもツンデに対して重くなく、ダメージも少量で抑えられた分かなり楽に勝てました。毎回祠を1ターンで処理出来ていたのもザオボー採用に踏み切って良かったと思った部分です。

コインは運ゲーって事をはっきりと思い知った良い(?)試合でした。

 

3戦目 対戦相手・ゼラオラレック 〇

現環境の頂点(体感)とここへ来てマッチ。お互いにお互いのジャッジマンで手が止まるという地獄のようなゲームを経て相手がテンペストGXを撃った後にエネの乗ったレックを引きずり出してワンパン。プラズマフィストでは落とせないこちらのボードを維持し続け、最後はネクロズマのたそがれのだんがんで逃げたレックを追い打ちしてgg。非常に面白いゲーム展開でした。

この卓の4人みんなで言ってた事ですがジャッジマンはマジでクソゲーですって感想が面白すぎました、ジャッジマンいっぱい入れててごめんなさい。

 

 

 

という訳で最終的に構築戦は6勝3敗で勝率66.6...%。安定して勝てている試合の方が多かったので更に構築を練って事故率を下げていきたいですね。ゼラオラ戦は完敗です。

 

次は余談ですがGXスタートデッキ戦。

 

事前にすべてのリストに目を通し、その中でデッキとして運用するのに一番強い物はライチュウと踏んでこちらを選択。確定サーチのデンジが二枚、でんじしょうがいルクシオライコウ、ボルチェンエモンガ等粒ぞろいの為こちらが一番強いと思いました。

 

1戦目雷ミラー〇、2戦目闘〇、3戦目水〇

 

どれも特筆する事はないですが、レントラーにエネを張りながらボルチェンエモンガ出してレントラーと交代を繰り返し、ダメの乗った相手にレントラーでとどめ、といった動きをしているだけで難なく勝てる試合が多いです。また逃げる0のレントラーやボルチェンエモンガポケモンいれかえのおかげで自分の盤面の構築はスムーズにできるので、ライチュウGXも要所要所で高HPワンパン要員として機能してくれました。

2戦目の闘は2回のキャッチャーがどっちも成功したので勝った感はありますね。やっぱりコインゲーじゃないか...

 

 

 

これにて当日の試合はすべてですが、GX戦も合わせると通算9勝3敗と75%の勝率で一日を終える事が出来ました。サイドイベントにもしっかりとした構築のデッキを使う方が多かったこともあり、かなり充実した練習になったと思います。

復帰後初の大型イベントでしたがこの後登場するダークオーダーや、みんな楽しみなウルトラシャイニー等、今後もポケカは目が離せませんね。

 

そろそろバトスピに戻らなければならないのですがとりあえず仮面ライダー出るまではポケカにお熱だと思います。マジックもやらなきゃ。

 

そんなこんなで今回はおしまいです。あでゅー。